〈ハイチ孤児院食糧支援と診療〉

ハイチの孤児院で食糧支援と子どもたちの健康のチェックを行いました。

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この孤児院では昨年末も緊急の食糧支援も実施しており、大変厳しい状況の中、47人の子どもたちが生活しています。


今回もお手製の日本の国旗を作って私たちを歓迎してくれました。

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元気に歓迎はしてくれたものの、食糧の問題は続いており、私たちが知る限りでもこの数年で最も厳しい状況にあります。

子どもたちの食事も、小麦粉の練ったものを草と共に煮込んだ大変質素なものが続いています。

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今回の食糧支援に合わせて、特に状態が良くない7名の子どもの診察も行いましたが、その全員の問題の根底は、今の食糧難のために栄養不良、たんぱく欠乏の状態にあり、また鉄分の欠乏も著明であり、貧血が進んでいます。

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食糧の値段も年々上昇しており、孤児院にもそれを購入し続けるお金がありません。


この孤児院では以前は鶏を飼っていた小屋があり、ここで私たちも支援して多くの鶏を飼っていましたが、その鶏小屋もハリケーンなどの影響もあり、現在倒壊しています。


しかしながら今後の改善策としては、私たちとしても費用の目途がつくならば鶏小屋を再建し、再び鶏を飼って卵を栄養とする、もしくは卵の販売を行い、この孤児院で収益を得てもらう計画を思案中です。


少しでも現状の改善ができるよう、私たちも現地と話し合いを重ねながら努力したいと思います。


皆さまにはどうぞ温かなご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。

*1日33円から始めることのできるマンスリーサポーター募集しています!(ご寄付は税制優遇対象です。)下記よりご覧ください。
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